人工妊娠中絶
当クリニックでは妊娠21週まで人工妊娠中絶に対応しています。「人工妊娠中絶手術」で中絶を行う場合、診察で妊娠週数を確認した上で日程を決定いたします。医師は「母体保護法指定医」です。手術やの説明、術後のケアなど患者様に寄り添った対応を心がけております。
人工妊娠中絶とは
人工妊娠中絶は母体保護法により定められており、適用週数は妊娠22週未満とされています。妊娠12週以降は中期中絶手術として分娩対応となります。手術は各都道府県の医師会が指定した「母体保護法指定医」が行うと定められています。妊娠週数が少ないほど母体への負担も軽くなりますので、できる限り早めの手術が望ましいとされています。
人工妊娠中絶手術について
手術中・手術後の痛み
手術中は静脈注射による麻酔を行いますので、眠っている間に施術は終了いたします(おおよそ5~10分ほど)。全身管理を行うためのモニターを装着し、状況により様子を見ながら麻酔薬を追加する場合がございます。
術後は麻酔が切れてくるにつれて痛みを感じるようになります。随時、痛み止めを使用して痛みを緩和いたします。
中期中絶手術について
中期中絶手術は妊娠12週からと定められており、手術の難易度があがるため医師の技術が必要となります。週数や胎児の大きさにより手術方法は異なりますが、出産と同様の処置を行う場合もあり入院が必要となります。入院が必要な場合には当クリニックでは患者様の安全のため妊娠12~13週までは1泊2日、妊娠14週以降からは2泊~3泊していただいております。
早めの受診・相談が大切な理由
当クリニックでは中絶する際の母体への負担、リスクを考え早めの受診・相談を推奨しています。妊娠週数が大きくなるほど胎児が成長し、大きくなると子宮口を広げる必要があります。また、子宮が大きくなると術後、子宮が元のサイズに戻る際の痛みも増加するなど様々なリスクにつながります。妊娠判明後はできるだけ早く受診しましょう。
手術の流れ
- 手術前の診察
- 手術日当日
- 手術後の診察
- お会計について
診察にて正確な妊娠週数の判定を行い、手術日を決定いたします。手術は保険適用外です。
保険証の有無にかかわらず自費となります。同意書を含む書類、手術前の注意事項(絶飲絶食など)、手術費用などについてご説明いたします。
※診察時には保険証をお持ちください。
手術を受けられる前に、これから受けていただく手術内容、術後の注意点などを医師よりご説明いたします。手術はおおよそ5~10分で終了し、目が覚めてから1時間後には歩けるようになります。個室で2~3時間ほどゆっくりと休んでから帰宅となります。
子宮の回復状態を含め、患者様の診察を行うため数日後に再度来院していただきます。術後の変化、気になることがありましたらご相談ください。
手術費用は手術当日の朝、手術前にお支払いいただいております。